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バオバブの詩

根っこは俺の心臓をぎゅっと握って
その太い幹は空まで伸びる
その上に流れる天の血液を求めて

俺に寄生したからには
天の赤い血液を持ってきて
俺の心臓に流せ
俺が痩せ細って死んでしまう
その時、一瞬速く枯渇した体に
天の血を流しこめ
そうすれば
体の隅々はその血液をためらいもなく
受け入れるだろう

新生児誕生

バオー
バブー







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仏像のものもらい

蜘蛛の巣が宇宙に引っ掛かったのか
宇宙が蜘蛛の巣に引っ掛かったのか

仏像の落ちたまぶたの裏に出来た
ものもらい
宇宙かもしれない

一匹の蚊が飛んできて
まぶたの上に留まりました

ものもらいとは知らないで
針を刺して一杯血を吸いました

仏像のものもらい
蚊に感染

まぶたが気になって
脇見をして空をとんでいた蚊は
あぁ、蜘蛛の巣に引っ掛かってしまいました

駆け下りてくる蜘蛛
あっという間に糸で
ぐるぐる巻き

宇宙が蜘蛛の巣に引っ掛かったのか
蜘蛛の巣が宇宙に引っ掛かったのか

寒空の下
揺れています

梅の木の
膨れた白い蕾は
からっ風に吹かれています

リズム

こっ ぱたっ ぱたっ こっ ぱたっ

あれっ

こっ ぱたっ ぱたっ こっ

な、なんなんだっ?

こっ ぱたっ ぱたっ こっ

僕は立ち止り、見渡し、耳を澄ます

こっ ぱたっ ぱたっ こっ

駅の階段を下りているのは
僕と、目の前の初老の夫婦
だけ

こっ ぱたっ ぱたっ こっ ぱたっ

うん、
バンドのリズム
思いやりのリズム

こっ ぱたっ ぱたっ こっ ぱたっ

お互い盲目同士の老夫婦
手と手をつないで
杖ついて

こっ ぱたっ ぱたっ こっ

杖と四本の足のリズム

こっ ぱたっ ぱたっ こっ

僕は、先回りして
階段の下に降りて
背中に響くこのリズムを
ずーっと聴いていた。

こっ ぱたっ ぱたっ こっ

ありがとう・・・

2009年11月15日リハに向かう途中で・・・

狂人誕生


黄色い草の上で
白い雲を眺めていたら
小さな隕石が目の中に飛び込んできた

「痛っ」

しかし、
眼球はパクリと
隕石を咥えこんだ

これは宇宙の誤算だった

これは宇宙の誤算だった

水玉の狂人誕生

海への小道

砂浜から立ちあがって
歩き始めた石像
ペタペタと
生えたばかりの足にはまだ
水掻きが残っていた昨日の夜

降り注ぐ月明りは
爬虫類の
肌に艶を与える
古代の風景

海への小道を遡って
しばらく
信号機のある交差点へ出ると
グレーの車にクラクションを鳴らされ
気がつくと手足の水掻きは無くなっていた

日常の攻撃は速い

日が昇り
真夏の海は天国

生まれ変わった石像は
駆け足で海への小道を
下って行った

「グランブルー」のエンゾの水着を着て

日常の攻撃は速い

くすっと笑える

[高画質で再生]

海への小道

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(店子さんコメ「ホラー2」に答えて)
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菅原啓介

Author:菅原啓介
月から落っこちたギターと僕。

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