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その穴を通りぬける風はあるのか?

虫に食われて
朽ちて
穴のあいたトマト

その穴を通りぬける
さわやかな風は
あるのか?

早くしないと
柔らかくなった赤い実に
せっかくの穴が
潰されてしまうぞ

どれだ
どの風だ

風が通り抜ければ
トマトはシャキッと
生き返る

その穴を通る風はあるのか?


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トマト風穴 スケッチ1

 中に入ってみると、想像していたのとは違い、表面はつるつるして硬く小さな凹凸がたくさんあった。風穴は、左にカーブして、向こう側から差し込んだ光が、白く細く円錐形に伸びている。「出口までずいぶんあるな。」と一人つぶやく。そして失笑。勝手に、出口と決めつけたらおかしいか?自分が、ただそこから入ってきたから、「そこは入口」。向うに抜けようと思ったから「あちらは出口」。出入り口が正しい?これはまた、トマトにとって、一寸迷惑な話か?トマトに断りも無く、自分が通りに抜けをしよとしてるだけ。通り抜けなどけしからん!血気盛んなトマトなんら、「私有地につき通り抜けを禁ず」の立て札でも出して、怒りを露にするだろう。小さく心の中で、許しを請う。その最中も、「虫は、どっちから穴をあけたのだろう?」とつまらぬ興味が頭をもたげ、更なるトマトの怒りを買うことになる。

Re: トマト風穴 スケッチ1

> スケッチ2待ってるよー(笑)

トマト風穴 スケッチ2

 青虫が食べて開けた穴は、ただの空洞ではない。ちゃんと感覚が残っている。青虫に食べられた果肉は、青虫の一部となる。青虫は子供に発見され、手のひらの上に載せられた。手のひらを太陽に~♪(罪作りな歌?)と空に向かって、手をかざすと、小鳥がやって来てた。子供の興味は、青虫から小鳥へ。「さよなら青虫よ」、小鳥に啄ばまれた。僕は同情する。今度はこの歌詞に、青虫を付け加えるよ。「・・・・、青虫だって~、みんな、みんな、生きているんだ。友達なんだ~」。青虫の鎮魂歌。何?もうこの歌は二度と聴きたくない?なるほど、この歌がなかったら、この災いは・・・いやいや、恨むなかれ。この歌が悪いのでも、子供が悪いのでもない。天使の悪戯はいつも悪気がないものさ。これは一つの摂理。子供は、非情のライセンスを持ちえる唯一の存在。天使の輝きの源。むしろ輝きのため、選ばれしもの、光栄に思って良い。おっと話が脱線。やがて小鳥は、鷹に捕らえられ、鷹の胃袋に納まった。そして消化吸収され、鷹の一部となり、今、北の空を飛んでいる。その感覚は、時間・空間を飛び越えて、トマトは感じている。風が通り抜けているのは、そのためさ。いつでも、風は吹いている。

 ここに一片の詩を紹介しよう。

 人は信念とともに若く、疑惑とともに老いる。
 人は自信とともに若く、恐怖とともに老いる。
 人は希望ある限り若く、失望とともに老い朽ちる。
                      (ウルマン)

Re: トマト風穴 スケッチ2

> おう!!素晴らしいコメントありがとうー。連続で。

返信の返信コメントしたいのだが、
先週末から風邪でダウン気味・・・力が出ん。
寝ても寝てもなかなか治らん。
(インフルじゃないよー)

「潮風のコメ」、今回の「食べる意味?コメ」、
どちらも想像をかき立てられた!!
返信の返信コメ待っててーーー
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菅原啓介

Author:菅原啓介
月から落っこちたギターと僕。

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